「未経験IT転職を実際にした人の話が聞きたい」「成功した人と失敗した人の違いは何?」転職を検討している方にとって、リアルな体験談は何よりも参考になります。本記事では、未経験からIT転職した方々の成功事例・失敗事例を複数ご紹介します。それぞれの事例から学べる教訓を整理し、あなたの転職活動に役立てていただける内容をお届けします。なお、各事例は実際によく見られるパターンを元に再構成したものです。
成功事例①:元販売員→フロントエンドエンジニア(24歳·男性·転職期間6ヶ月)
転職前の状況
アパレル販売員として3年勤務。給与が低く将来性に不安を感じていた。もともとゲームやガジェットが好きでIT・Web業界に興味があったが、「理系じゃないと無理」と思い込んでいた。友人がエンジニアとして活躍しているのを見て一念発起。
実践した転職活動
- Progateで3週間かけてHTML・CSS・JavaScriptの基礎を学習
- UdemyのReact入門コースを受講しながらToDo管理アプリを制作
- GitHubにコードを公開し毎日コミットを継続
- 転職エージェント(レバテックルーキー)に登録して書類添削・面接対策を受ける
- 12社応募・4社面接・2社内定を獲得し、Webサービス系スタートアップへ入社
成功のポイント
「毎日30分でも必ずコードを書くことを6ヶ月間続けたことが最大の勝因だと思います。ポートフォリオは完璧じゃなくてもいいから、とにかく動くものを早く作って公開することが大事でした。エージェントの面接対策を繰り返し受けたことで、技術的な質問にも落ち着いて答えられるようになりました。」
成功事例②:元営業職→インフラエンジニア(29歳·男性·転職期間5ヶ月)
転職前の状況
IT機器の法人営業として5年勤務。製品の技術的な説明が苦手で、エンジニアへの憧れと技術を深く理解したいという欲求があった。プログラミングには苦手意識があったため、インフラエンジニアを志望。
実践した転職活動
- ITパスポートを1ヶ月で取得しIT基礎を固める
- AWSの無料枠でEC2・S3・VPCを実際に触りながら学習
- AWS認定クラウドプラクティショナーを3ヶ月目に取得
- 構築手順書をGitHubのREADMEにまとめポートフォリオ代わりに活用
- SES企業5社に応募・3社内定。AWSに注力している企業を選んで入社
成功のポイント
「プログラミングが苦手でもインフラなら戦えると割り切って職種を絞ったことが正解でした。営業経験は顧客との折衝場面でかなり役立っており、面接でも『コミュニケーションが取れるエンジニア』として評価してもらえました。AWSの資格は入社の決め手になったと面接担当者から言われました。」
成功事例③:元事務職→Webマーケター(27歳·女性·転職期間4ヶ月)
転職前の状況
一般事務として4年勤務。データ集計・資料作成が得意でExcelスキルは高かった。副業でブログを運営しており、SEOへの興味がきっかけでWebマーケターを志望。
実践した転職活動
- 個人ブログを3ヶ月運営しSEO施策を実践。月間8,000PVを達成
- Google Analytics個人認定資格(GAIQ)・Google広告認定資格を取得
- ブログの運営実績・PV推移・施策内容を資料にまとめポートフォリオとして活用
- EC系企業・Webメディア企業を中心に8社応募・3社内定。Web広告運用もある企業に入社
成功のポイント
「数字で示せる実績があると面接でのアピールが格段に楽になりました。ブログ運営という実践の場を持てたことで、理論だけでなく実務経験として語れることが強みになりました。資格は取得しやすいものを早めに取り、書類選考通過率を上げることを意識しました。」
失敗事例①:スキル不足のまま転職活動を始めて長期化(25歳·男性)
失敗の経緯
「早く転職したい」という焦りから、Progateを1ヶ月だけ学習した段階でエンジニア職への応募を開始。ポートフォリオなし・GitHubの草も少ない状態で30社以上に応募するも、書類選考をほとんど通過できず。転職活動が4ヶ月以上続き、自信を失って一時期学習も止まってしまった。
教訓と立て直し策
転職エージェントに相談したところ「ポートフォリオがないと書類は通過しない」と指摘を受け、転職活動を一時中断。2ヶ月間学習に専念してReactアプリを完成させ、再挑戦。今度は10社応募で3社面接・1社内定を獲得。「焦って動き出すより、しっかり準備してから動いたほうが結果的に早かった」と振り返っています。
失敗事例②:ブラック企業に入社し半年で退職(28歳·女性)
失敗の経緯
未経験可の求人に飛びつき、内定をもらったSES企業に入社。研修は名ばかりで入社2週間後に客先に常駐させられ、わからないことだらけの現場で放置状態に。残業が月60時間を超え、相談できる上司もおらず半年で退職。
教訓と立て直し策
退職後、転職エージェントを活用して企業の口コミ調査を徹底。面接で「研修期間・メンター制度・残業の実態」を必ず確認するようになった。2回目の転職では研修3ヶ月・メンター制度ありの企業に入社し、充実した環境でスキルを伸ばしています。「最初の転職で企業をしっかり選ばなかったことを後悔しています。内定が出たら慎重に企業研究を続けることが大切」と語っています。
失敗事例③:入社後に学習をやめてスキルが伸び悩む(30歳·男性)
失敗の経緯
IT転職を果たしたことで目標達成感から自己学習を停止。業務だけをこなす日々が続き、1〜2年経っても基礎的な業務しかできないと評価されるように。同期入社のエンジニアと比べてスキル差が開き、昇給・昇格でも後れを取ってしまった。
教訓
「転職はゴールではなくスタートだということを痛感しました。IT業界では自己学習を続けることが当然の文化で、業務だけをこなしていても市場価値は上がりません。今は週末に個人開発・技術ブログ・Udemy学習を再開し、スキルアップに努めています。入社後こそ一番大切な時期だと思います。」
成功事例·失敗事例から見えてくる共通パターン
複数の事例を通じて見えてくる、成功者と失敗者の共通パターンをまとめます。
成功者に共通する行動パターン
- 目標職種を明確に絞り込み、必要なスキルに集中して学習した
- 数字や実績で示せるポートフォリオ・成果物を準備した
- 転職エージェントを活用して書類・面接対策を徹底した
- 企業選びを慎重に行い、研修体制・文化・技術スタックを事前に確認した
- 入社後も自己学習を継続し、スキルアップを止めなかった
失敗者に共通する行動パターン
- 準備不足のまま焦って転職活動を開始した
- 内定が出たことに安堵して企業の実態調査を怠った
- 転職エージェントを使わず情報不足のまま転職活動を進めた
- IT転職をゴールと捉えて入社後の学習をやめてしまった
まとめ:他者の体験談を自分の転職に活かそう
成功事例・失敗事例を通じてわかることは、未経験IT転職の成否は「運」よりも「準備と戦略」によって大きく左右されるということです。成功した方々はいずれも、焦らず計画的に学習し、具体的な実績でスキルを証明し、企業選びに慎重に取り組んでいます。
一方、失敗した方々も「早く動きすぎた」「企業調査が甘かった」「入社後に油断した」という気づきを経て、立て直しに成功しているケースがほとんどです。失敗しても諦めなければ必ずリカバリーできます。本記事の体験談を参考に、あなた自身の転職活動に役立てていただければ幸いです。IT転職への挑戦を心から応援しています!


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